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カイルと過ごす2weeks……第4話「ドキドキハプニングの連続!キスの距離」
Kdg00.gif
カイル・ヒューズ//関係:不明//傾向:甘々//時代:高校生 【視点:ヒロイン】




共同生活も予定されてる日数の半ばを過ぎ、もう残り数日となっていた。


「うん、良いね…。随分形になってきたんじゃねーの」


パンパンと両手を叩いて今日は此処までと終わりを告げる熱血指導の先生ことカイルは小さく頷く。
一時は如何なることか流石の私もヒヤヒヤしたものだが日を追うごとに演技にも少しずつ慣れてきた。
若干レオンの棒読みが気になる所だが、私も人の心配が出来る程上手じゃない。何とか本番までに頑張らないと。


(さてと…今日の夕食当番は私だったよね)


タオルで汗を拭うと急げ、とその場で腕捲りをしながら皆より一番先に稽古場から飛び出す。
一度自分の部屋に戻り別の部屋着に着替えると無地の紺色エプロンを着けて早速キッチンへと向かった。
大きな冷蔵庫を開けて野菜や肉を取り出してから、料理を始める前に手を洗っているともう一人ゆっくりとした足取りでやって来る。


「今日は何作るんだっけか?」

「カレーだよ!」


解った、と言いながら頷いたのは灰色の髪をしたアイザックだ。そう、私は彼と一緒の夕食当番なのだ。
隣に立ってジャーと水の流れる間に両手を突っ込み手を洗う彼に私は清潔なタオルを渡した。

夕食当番は何回か回ってきたが彼と組むのは初めてだ。
チラチラと観察するように視線を送るとアイザックは野菜の皮を包丁で手際良く剥いてから更に慣れた手つきでトントンとリズミカルに野菜を切るのだから私は心底驚いてしまった。


「す、凄い上手だね!形も綺麗だし…しゅ、主婦だ、主婦みたいだ」

「誰が主婦だ…。お前も口動かして無いで早く切れ」


呆れた様子を隠しもせずキッパリと言うアイザックに、はい、返事をしてから私も皮をペリペリ剥いて漸く包丁を握る。
まな板にしっかりと玉葱を左手で持ち、そー……と包丁の刃を置くと慎重に慎重に下していく。


「なあ…日七

「は、はい!」

「お前…雅か料理出来ないのか?」

「で、出来るよ…」

「嘘付け、そんなに恐々包丁握る奴が得意だなんてありえない」


背後に佇み気付けばアイザックがしっかりと私の切る様子を覗きこんでいたようだ。
代わりに返事をするように不格好に切られた野菜がころり、と転がった。
その時、ぞろぞろとリビングにやって来る残りの皆は矢張り自由にそれぞれ寛ぎ始めるのだがマークだけがキッチンにやって来る。


「お腹空いたなー…ねえ、今日の夕ご飯って何?」


私の左後ろにアイザックが居れば、マークは右後ろに立つと覗き込むようにして聞いてきた。
耳近くにマークの髪の毛先がくすぐるように触れることで身を乗り出して私の手元を覗き込んでるのが解る。
アイザックもまた私の左肩に身を寄せるようにして、ほら切ってみろと指示を出すが長身な為に背中を少し丸めることで矢張り私の耳近くで声が聞こえた。


(ち、近い…)


双方から押されながら何故こんなに広い家で窮屈な思いをしなければいけないんだ。
思わず目を糸目にして嘆いてしまうが、いや此処はイケメン男子に挟まれて素直に喜んで良いのか真剣に迷ってしまう。

その時、顔を上げれば真っ直ぐな位置にカイルが座って居たのだが何故かその本は逆様だった。
私の視線を追うようにアイザックも向こうを見ると、途端に小さく笑みを零している。


「カイル、本が逆様になってるぞ」


アイザックが直ぐにツッコミを入れるべく少し大きな声でカイルに言うと、顔を本で隠してた彼の肩がギクッと震えた。
その儘本を外さすに少し怒ったように打ち返してくるカイルの声。


「う、うるさいな!こうやって逆様に読むと目に良いって聞いたことがあるんだよ…」

「苦しい言い訳しやがって……――――マーク、今日の夕飯はカレーだ。直ぐに作るからリビングで寛いでてくれ」

「はーい♪」


にっこり笑顔で頷いたマークはプチトマトをひょいと摘み食いすると上機嫌にリビングへと戻って行く。
再びキッチンではアイザックと二人になれば彼は立ち位置を少しずらして後ろから圧し掛かるようにして両手を前に伸ばした。
私の背中とアイザックの胸がぴったりとくっ付いてる状態。一見背後から抱き付かれてるような体勢は流石の私でも聊か動揺する。


「ア、アイザック……?」

「左手は、此処に添えて…。右手は包丁を握って引くようにして、切る…」


実践練習とばかりに両方の手は大きなアイザックの手が重ねられており、彼の動きに合わせて私の手も動かされた。


「あ、成程。こうすると切りやすいね」

「ゆっくりれ切れよ?お前みたいな奴は慣れると早く切りたがるから指を切りやすい」

「解った!」


手解きされながらザクザクと切っているとコツを掴み掛けてきた私は夢中で野菜を刻み始める。
それが嬉しくて口許を緩めながら肩越しで振り向くようにアイザックに話しかけた。


「これで、い……」


言いかけた言葉が自然と止まってしまうのは、アイザックが顔を傾けたことで急速に距離が縮まる唇同士。
それは互いに寄せれば直ぐに触れてしまいそうな程近かった。
驚きのあまり言葉を失っている私とは反対にアイザックは取り乱すこと無くふ、と唇を歪める。
ぎゅ、と両方の手を握られてしまえば彼の体温は手の甲からどんどん伝わってきた。


「…このままキスしたらどうする?」

「殴る」


即答して答えるとアイザックは満足のいく返事を聞けたように笑みを深めた。
二人でそんな状態にいると、ガンッと凄い音がリビングから聞こえる。


「いって!いてて……」


カイルが勢い良く立ち上がったのかその時にテーブルに脛を強打したのだろう。
悶絶するように両手で打ちつけた脛を押さえてゴロゴロと床を転がっていた。


「ちょ、ちょっとカイル。だ、大丈夫?」

「…ほっとけ」


のろりと起き上がるカイルを見れば大きな怪我をしていないのは解るが、私は気にしながらも再び料理を作り始めた。
依然アイザック指導の下、そうそう、と言いながら離れたアイザックだったがそれは自分の意思によるものじゃ無かったらしい。


「俺も手伝う」

「え…?」


リビングに居た筈のカイルが片手でアイザックの腕を引っ張り距離を離しながら言う。
私は当然目を瞠るがアイザックは面白そうにニヤ、と笑い、然も待ってましたと言わんばかりにカイルを見詰めていた。
思えば蚊に刺された日以来こういう場面が凄く増えた気がするのは気のせいだろうか。


「お前…包丁すら握ったこと無いだろ。邪魔だ、アッチ行け」

「いやだ」


聞く耳を持たないカイルは収納されてる包丁の中から素早く一本取り出すと私の隣に立つ。
すると私が使ってたまな板をぐいと自分の前に引寄せては洗ってある野菜をタンと勢い良く置いた。


「ああー…私が使ってたのに」

「俺も一緒に切れば早く終われるじゃん」

「包丁使ったこと無いんでしょ!?」

「今に切れる。じゃあ、アイザック俺にも教えて」


教えられることが然も当然だと言うようカイルは肩越しでアイザックを見遣る。
するとアイザックは腕を組んで見下ろすように少し顎を上に向けると、これまたきっぱりと返事をした。


「冗談じゃない…誰がお前何かに教えるか。それに、どうせコッチ見てたんだろ?」

「見てねーよ、コイツのことなんて」


引っかかったとばかりに片方の口角を少し吊り上げたアイザックは楽しそうに目を細める。


「へえ、俺はコッチとは言ったが…別に日七のことを指して言った訳じゃなかったんだが?」

「! …うっ…」

「もー良い加減にして二人とも。
アイザックはカイルにちゃんと教えてあげてよ、3人でやったら早いんだから」


ぶすくれたように唇を尖らすカイルはじろ、とアイザックを睨むが
然し痛くも痒くも無いと面白そうに視線を受け止めるアイザック。

そんな二人を時に宥め時に叱りながら何とか夕食を作り終える頃には、私は今日一番ぐったりと疲れてしまっていた。



***



「一日の疲れはやっぱりお風呂に入ることだよね~♪」


一番最後に浴びることにしている私はシャワールームへ足を向けていた。
女の子だし、と言っても単純に熱い湯船に入りたいのは江戸っ子娘の気質なのか、それも長くゆったりと浸かりたい。
着替えやその他の荷物を抱えて楽しみのお風呂タイムとわくわくしながら扉をガチャと開けたのだが、今まさに上着を脱いで上半身裸を剥き出しとさせた人物と目がバチリとぶつかった。


「え…」

「あ……」


カイルが目を丸くして此方を見ているが、私は驚きも照れもせずに突っ立って居た。
実は友達の親が経営してた銭湯の手伝いで番台にも座ってた私は男の裸には見慣れてしまっていたのだ。

然し此れは流石の私でも息を呑んでしまう程彼の半裸はとても素晴らしかった。
服で見えない部分の筋肉もしっかりとバランス良く付きそれはどれも引き締まっており、腹筋に関しても筋が出る程鍛えられている。
肌の質感も絹のように滑らかそうなのは、きっと傷やホクロさえ無い所為だろう。うっとりする溜息が出てしまう綺麗さとはこのことなのか。
その前に一言謝らなければいけない、と思った私は少しオーバーに表現してみる。


「ごめん!カイル。雅か居るとは思わなくて」

「い、いや…。俺も鍵掛けるの忘れてたし、それに女と違って上半身裸でも男は平気だから。
……別に見たければ見れば?」

「そうする」

「は?」


私は後ろ歩きで扉に引っ付くと、自ら鍵をカチャリと閉めた。
カイルの承諾も得られたことだしこんな素晴らしい裸は今後お目にかかれないかも知れない。
だとしたらじっくり観察しようでは無いか、と思ったがカイルは途端に目を細めた。


「…冗談で言ったのに真に受けやがって。
…お前、男と密室で二人っきりになる意味解ってんのかよ?」

「密室じゃないでしょ。私がまた鍵を開けたら外に出れるんだし」

「そ、そーいう意味じゃねえんだよ!」

「そーいう意味じゃないならどういう意味なの」


カイルはこれ以上説明する気になれないのか眉を潜ませれば視線を斜めにする。
そしてドタドタと私に近くと扉に貼りつく私の顔の左右に自分の両手で挟むようにして置いた。
カイルと名前を言いかけたが自然と止まってしまうのは、彼が顔を傾けたことで唇の距離が急速に縮まったからだ。


(あれ、これさっきアイザックと似たような光景が…)


さっきは互いに寄せなければ決して触れてしまうことは無かった距離だったので今回もそうだと思った私はじっと動かないでいる。


然し今は、カイルの唇がふ、と私の唇を掠めるとその温もりは一つになるようにゆっくりと重なった。


(え…)


固まった儘瞼さえ閉じれない私はやっと瞬き一つしたが、頭が真っ白になって何も考えられない。
やがて顎を引いてくっついた唇を離したカイルは片手を私の耳の後ろまで覆うように添えれば角度を変えて再び塞ぐ。
抱き締められたことで唇は自然と深く重なってしまい、服越しからでもカイルの素肌は熱を帯びているようにも感じた。


(…この感じ前にも何処かで…)


そんな熱さにハッと意識が引き戻された頃、それに気付くようにカイルはそっと唇を離す。
唇が触れる時と一緒に、離れる時もまた鼻先が擦れる距離に伏せてた目を開けたことで見える緑色の瞳。
その色の煌めきによって縛られたように動けない私に、カイルはポツリと囁いた。


「…今度は夢じゃ済ませないから…」



カイルと過ごす2weeks……第5話 へ続く




執筆一言 『一つ屋根の下設定ならこんくらいハプニングあっても全然いいだろう…寧ろ逆ハーぎみでいいのさ。日七バージョンはもっと入れてやるw 風呂ハプニングは裸を見られるより、断然相手の裸を見る派だ!』
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Comment - 4

Thu
2014.10.16

日七

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(人´ω`).ア☆.リ。ガ.:ト*・

ツタヤコード有難う!!持って無かったから嬉しかった!
ミシェルさん本当に(人´ω`).ア☆.リ。ガ.:ト*・

カイル熱を撒き散らし中ですw バラバラ。
そう言って頂けると本当に書いた甲斐がありますよ!
影響力とか言われると照れます(ノ´∀`*)でへへ
80×4回(゚д゚)!!!すすすすごい…!
アイザック人形は300位まででしたっけ…だとしてもコンプリートお(・∀・)め(・∀・)で(・∀・)と(・∀・)う!
今回はホント可愛かったですよ。オメデトウ。
ゴシップルートはFだけ見たんだけどKも見ておけば良かったな。

私からもお誕生日お祝いしたいですね、10月仲間としてw
やっぱりIは本当に人気だなとしみじみw


お、フレ枠はまだ少し空いてるので非表示でID送ってくれたら検索して申告しに行きますよ(・∀・)
お気軽に教えてね♪

Edit | Reply | 
Wed
2014.10.15

ミシェル

URL

No title

日七さんの戦略にまんまとハマってます私(笑)
カイルがぐいぐい来ています!私が首根っこ掴まれてますよw

ランクインに必死でしたが、やっぱり激戦でしたよね~(´Д`)
皆さんラストスパートがすごくて怖かったです(涙)

今回は80ダイヤを4回ぐらいポチっとしてしまった気が・・・(*_*)
結果はラブ度76154の293位でした!
イベフレさんにたくさんレンタルいただいて助けていただきましたよ(;_;)
こんなに協力的なイベフレたち初めてだったので、感動しました(;_;)

前コメ間違えました!Gossip√と書きましたがGossip彼目線ですね!
Mの彼目線だけ欲しかったはずなのに、結局全員分購入してしまいました。。。
ぜひ日七さんにも読んでいただきたいです!!!動画送りたいくらいです(笑)

やっぱりオスカー買っちゃいましたか!可愛すぎますよね☆脱がしたいです♡いや、脱ぎた(ry
今月は復刻ガチャもポチっとしてしまいすぎたので、私はおあずけします(´Д⊂ヽ

わぁぁぁー!!!日七さんお誕生日近いんですね♡嬉しいです(´▽`)

実はもともとIが好きで。しかし日七さんのお話読んでからMに目移りしてしまって。
でも日七さんおすすめのAのS1を進めている今、Aにもゆらゆらしています(´Д`)
日七さんの影響力が絶大すぎますよーーー!!!もうどうしたいんですかぁぁぁ!!!

いつか日七さんとフレンドさんになるのがささやかな私の夢です(^^)/♡

Edit | Reply | 
Tue
2014.10.14

日七

URL

ありが㌧♪(・ω・)ノ

キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
カイル好きになってくれるように小説書いてますw
嬉しいです♪ もっともっとカイル好きさんが増えてくれたら良いな。
アイザックと絡むとこんなに面白いことになるのかと書いてて私も面白かった!
うんうん、従兄弟より兄弟ですよね。イケメン兄弟過ぎて眩しい、目が開かない><

今回のイベは激戦だったらしいですね。今まで皆ダイヤ使ったんじゃないかと…。
此処だけの話どの位使いましたか?非表示で宜しいので教えて頂きたいです!
上位に食い込むにはどのくらい必要なんだろうと…あわわ。
ミシェルさんは全部ゲット出来ましたか?(゚Д゚) 確かにMはどの√も優しかったw


オスカーのメイド服買っちゃったよ!ww可愛過ぎて買っちゃいました。
確かに小説に出てくるメイドを思い出した(・∀・)あれを脱がして…(自主規制)

マジですか?!私はその1週間後位に自分の誕生日だよw
同じ10月仲間って嬉しいですね♪
因みにミシェルさんの一番好きキャラってマーク?

Edit | Reply | 
Tue
2014.10.14

ミシェル

URL

No title

きゃー!!!
日七さんに影響されて、どんどんKにハマっています(´Д`)

やっぱりIとKの関係が可愛すぎて♡♡♡
従兄弟というより、もはや兄弟みたいですよねー!
こんなイケメン兄弟がいたら、心臓がいくつあっても足りません!!!笑

結局、イベのGossip√全員買っちゃいましたよぉ。。。
あれよあれよという間に重課金者です(;_;)
Mが素晴らしすぎて!もう誰が好きなんだかわかりませんw

オスカーのメイド服可愛いですよね♪
日七さんイメージと合っているんじゃないでしょうか?(^^)
私と誕生日が全く一緒だったので、びっくりしました!笑
どうせならメインキャラが良かった。。。 (笑)

Edit | Reply | 

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