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ねえ、俺のことだけ見ててよ……前編
Kdg00.gif
カイル・ヒューズ//関係:友達//傾向:ほのぼの//時代:大学生 【視点:カイル】




日七が浮気って何!」


俺は飲んでたシェイクを咽そうになるのを耐えながらストローを口から外して思わず吠えた。
すると此処がアイザックの部屋だということを忘れ叫んだ俺を怪訝そうに見ながら奴は言う。


「別に浮気でもお前の彼女でも何でも無いだろ…」

「まあ…彼女じゃねえけどさ…」


そんなこと言われなくても解ってるとばかり目を伏せた俺は拗ねるように軽く唇を尖らせるとズズズとストローからシェイクを吸った。


「それに俺は、近くの道で日七が男と歩いてたって言っただけだ」

「つーか、それ何時の話な訳?」


げんなりするように眉を寄せると依然飲み物を啜ったままアイザックに尋ねる。


「さっきだ」

「は?」

「何度も言わせるな…つい先程歩いてる所を見たんだよ」


俺の思考が思わず止まる。いや、動きさえも氷で固まったように動けないで居た。
然し次の瞬間には飲んでた容器をテーブルにタンと置くと玄関迄スタスタ歩き出す。


「そういうことは、もっと早く言えよな!」


怒りながらズボンのポケットから伊達眼鏡を取り出すとスチャと装着しドアノブを掴む。


「彼女じゃねえけど、日七は俺のだから」


肩越しで見遣ると奴にさえ牽制するようなキッパリとした物言いを『バイバイ』の挨拶変わりにした俺は外へと飛び出した。背後でアイザックが何やら言った言葉は扉を挟めば聞こえ無い音へと変わる。


「アイツ、外に出るのはあんなに嫌がる癖に……。
たく…日七もやっかいな男に好かれたものだな」



***



飛び出したは良いが、なんせ外は広い。
アイザックが言ってた「近くの道」とやらをもっと詳しく聞き出せばと俺は悔やんだ。
然し戸惑ってばかりもいられない、此処は闇雲に探そうと足早に日七を探し回った。

行き交う人が時折俺に気付いて驚いた様に振り返る。二人組で居れば慌てて肩を叩いて知らせる者も居た。
こんな伊達眼鏡一つじゃ俺の変装は誤魔化せないらしい。声を掛けられて面倒なことにならない内に早歩きは何時の間にか走るように速度を上げていた。


(居た!!)


前方数メートル先に日七を発見する。
信号待ちをしている彼女は笑顔を浮かべながら楽しそうに誰かと喋ったいた。
視線をずらすと本当にアイザックの言った通りに隣には知らない男が居る。


(あの男、誰だよ…)


俺は足を止めて近くの建物の影にひっそりと隠れながら、眉根を寄せてじっと観察する。
今直ぐにでも問いただしたい気持ちを抑えて、距離を取りながらこっそりと尾行した。
何をやってるんだ、と馬鹿らしさに帰りたい気持ちと単純に日七が気になって仕方無い気持ちが
まるで通過する交差点のように入り混じっている。


「ねえ、あそこに居るのってカイルじゃない?」

「嘘!こんな所に居る訳無いじゃない」


(やばい)


よりにもよって日七の近くでバカでかい声で俺を指差す二人組。
彼女が、え?としたように此方を振り向こうとするとギクッと心臓が跳ねた俺は咄嗟に隠れる場所を探した。
すると運良く近くでウサギの着ぐるみが風船を配っていたので、その大きな壁を見つけた俺はその背後でぴったりとくっ付いて難を逃れる。
首を傾げたまま頭にハテナマークが浮かぶように口を曲げた日七は前を向くと再び男と歩き出した。


やっぱこんな伊達眼鏡だけじゃ変装には全く役に立たない。
溜息交じりにカチャと目許から外すと途端に周りから悲鳴が上がった。
慣れてる黄色い声な筈なのに妙にそわそわしてしまうのは前方に彼女が居るからだろう。
然も俺の知らない野郎と肩を並べて寄り添っている……ようにも見える。

周りが見る輪の中に先程のウサギの着ぐるみが此方を呆然と見て居るのが解った。
何故なら風船を配る手が止まっていたからだ。
俺は良い案だとばかりに煌めくものをアイデアとして浮かべるとその着ぐるみに駆け寄る。



***



(待て待て待て!)


……――――数十分後。
ウサギの着ぐるみを借りた俺は全力疾走で彼女を追い掛けていた。
気の所為か伊達眼鏡より注目を浴びてる気がするのは、きっと違う意味で物凄い目立ってるからだろう。
ドタドタ走る足の重量感ときたらこの上無く重く、おまけに咽る様な蒸し暑さに肌の毛穴から汗が噴き出すのが解った。


それでもこの足を止める訳にはいかなかったのは、彼女まで後数メートル、その距離はまるで心の距離にも見えたからだ。
そして同時に思う。そんな距離があるなら俺は、何時でも何回でも日七を追いかけるって。
逃がさないとかそんなんじゃ無くて俺がただ傍に居たいだけ。

彼女は想像もして無いだろう。
大勢の人前でスポットライトを浴びる俺が、今は誰の目も気付かれずこんな恰好してるってことに。
どうしてこんなことするのかって動機は一つしか無い。


好きだから。
それは俺が、日七をめちゃくちゃ好きだからだ。


ねえ、俺のことだけ見ててよ……後編 へ続く




執筆一言 『カイル熱が足りないことに気付いて突発的に書いてしまった。』
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Comment - 2

Fri
2014.09.19

日七

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ひゃっはー!

待たせました!

モジ(((*´ε` *)(* ´З`*)))モジ
(* ^ω^)ゞテレテレ いや、カイルを苛めるのが楽しくて
後半はもっとアタフタしてやろうと思ってますw

Edit | Reply | 
Thu
2014.09.18

ゆき

URL

ヽ(*´∀`)人(´∀`*)ノ

待ってました!

ワッショイワッショイ
‹‹\(´ω` )/››‹‹\(  ´)/››‹‹\( ´ω`)/››

Edit | Reply | 

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