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蒼い月と一緒に抱かれた夜……最終話
Ldg00.gif
レオン・グッドナー//関係:恋人//傾向:甘々//時代:高校生 【視点:ヒロイン】



重い瞼を段々と開けると夢から覚めた私はまだ朝日が訪れない薄暗い天井をぼんやりと見詰めた。
ベットの上に居ながらも、知らない天井はとても気分が落ち着かない。
頭が回らない思考は今は視覚だけ入る情報しか考えられないのだろう。

そう思った私は小さく息を吐きながら仰向けだった身体を横に向けると
ハッと気付いた時には真横で寝息を立てているレオンが矢張り此方に向くように横向きで眠っていた。


スースー…。


(何て愛らしい寝顔なんだろう…)


普段の大人びた彼とは想像も出来ない程寝顔はあどけなく、何よりこんなに無防備なレオンを見るのは初めてだった私は暫く寝顔を見詰めてしまう。

ずっと眺めているとそのあまりにも安らかな寝顔に昨日の出来事は夢だったのかさえ一瞬考えてしまうのだが、身体の中に深く刻まれたあの感覚と何度も注がれた彼の激情は目を閉じても今でもハッキリと覚えている。

忘れようにも出来ない。それは一生消えない素敵な一夜だった。
レオンの寝顔を見ながら段々と瞼が重たくなってきた私は再び眠りに落ちていく。



***



二度目に眠りから覚めた時には、その眩しい光によって暫く瞼が開かなかった。
時間を掛けてゆっくりと瞼を開けた時に室内いっぱいに太陽の光が注いでることに私は気が付く。



「んん……」


レオンを見ながら眠ってしまった所為で先程眠った体勢で再び起きたようだ。
然し以前と違うことがハッキリとある。それは此方を見詰めるレオンの視線があったからだ。
彼は枕に頭を沈めたまま少し動くとサラリと黒い髪を揺らしてその見詰める目許をゆるりと細めた。



「レ、レオン?や、やだ…見てたの?」


「うん……起きてからずっと見てた」


平然と答えるレオンとは反対に愛しそうに注がれる視線を感じてか何だか妙に気恥ずかしくなった私はシーツで顔を隠そうとしたのだが、それより先に伸ばされたレオンの手によって止められてしまう。


「……だーめ……」


「!」



初めて聞く可愛い物言いに驚いてしまうとその隙にレオンは身体を少し起こして私を強く抱き締めた。
白いシーツが少し肌蹴ると服を着て居ない私達の素肌が重なり合う。その温もりが昨日の情事を思い越すように自然と熱が頬に集まりだした。


「どうしたらいいんだろう……」


「え?」


ポソリと突然言われた言葉に聞き返すように顔を上げると額同士を寄せながらレオンの続く言葉を待った。
彼は言いにくそうに目を伏せながらも、素直に今の気持ちを見せてくれる。



「……昨日沢山抱いた筈なのに、こうして抱き締めてしまうと
今すぐにでも日七のこと抱きたくなる……」


「…っ」



そんな熱っぽい瞳で見詰められて嫌、何て言えるだろうか。
そんな選択肢私には無いとばかりにその至近距離で言葉を紡ぐ彼の唇に自分の唇を重ねた。
柔らかな唇を食むように重ねると昨日何度も奪われたように今度は私が彼の唇を奪う。


日七……?」


レオンは驚くように目を見開くと抱き締めてた腕に力を篭めてきつく身体を寄せた。
最初は自分から重ねた口付けだったが何度も啄む唇の熱さに頭が惚けていくと主導権はあっさりとレオンに渡る。
彼が求める口付けは深さを増していくと、私はただ抱き締めた儘夢中でそれを受け取るしか無い。
段々と激しくなる頃には理性は溶けて無くなってしまい、私達は本能に身を任せて朝から深く愛し合った。



***



遅い朝食を摂って午後から二人で別荘の近くにある森林へと足を向けた。
二人で歩いてる間大木を避けるのは勿論のこと平坦な道でさえもレオンはずっと私の手を握り何度も労わるように身体の状態を聞いてくる。その度に大丈夫だよ、と私は満面に微笑み彼を安心させた。


やがて森を抜けると一面に広がるような大きな湖に辿り着く。
あまりにも壮大な光景を目にすると人は感動のあまり言葉を忘れてしまう。
私もまた思わず息を呑んでしまうと、レオンの手を無言でぎゅ、と強く握ってしまった。


「此処も別荘に来た時に何時も寄る場所…。
この景色見てると悩んでたりしてた物事がちっぽけに見えてきて
頭が空っぽになって…とても気分が良くなるから気に入ってる。
……日七にずっと見せたかった」

「本当に綺麗な場所だね…。
昨日からレオンには綺麗なものばかり見せて貰って嬉しいよ…」



「ねえ、レオン…この大きな湖を見てるとこの広い世界みたいだね…」

「そうだな…。広い世界で俺達が出逢ったのは…偶然じゃなくて必然のように感じる。
……そんな風に思えるのは…日七が初めて」

「私もレオンと出逢えてこんなに幸せなこと無いよ。
出逢うべくして出逢ったんだね私達…」


互いに穏やかに微笑み合いながら握った手は自然と力が入ると
二人で大きな流木に座りながら時間の許す限りその風景を見詰める。

今回別荘に来て言葉の通りにレオンには色んなものを教わった。
レオンのことをより深く知れたし、彼にも私の事をより深く知って貰えたことだろう。


二人で手を繋いで座った儘、その風景を眺めていると丁度雲の狭間から太陽が覗いで湖の表面を煌びやかにした。
太陽の光が水面を照らしていると、昨日降り注いだ月光が作り出すプールの水面の輝きを思い出した。
私はきっとこれからも何処かで見る水面の輝きを見れば昨日ことを思い出すだろう。
それくらい鮮明に強烈に、心に焼き付けられた彼との一夜だった。


大切な想いへの証としてきっと私は彼と来た別荘での日々を
何時までも記憶として生涯持ち続けるだろう。
それはまるで宝物をこっそりと箱に仕舞うような秘め事に似ていた。


日七
俺達これからも、ずっと一緒に居よう…」


END

Presented by HINANA
Thanks for reading to the end.



執筆一言 『幻想的というより何処までも甘くなっていったレオン作品…然し大満足に書けました。ここまで読んでくれた方有難う』
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