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ピクニックは、ひなたに溶けるキス……前編
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レオン・グッドナー//関係:恋人//傾向:甘々//時代:高校生 【視点:ヒロイン】




今日、私はレオンに誘われてピクニックに出掛ける約束をしている。
朝早く起きてパパを起こさないようにキッチンでお弁当を作るのは少し大変だった。

約束の時間がきて、大きめなバスケットを持って家を出ると下に着いたと同時に
レオンはバイグで私を家まで迎えに来た。

ハンドルを握りながらゆるりと見上げたレオンの表情が、ふ、と微笑むと私もつられて微笑んでしまう。
何故だろう、レオンの笑顔を見る度に彼のこんなにも優しい微笑みは自分だけに向けられていると感じられる瞬間なのに何処かとても泣きたくなる位

切なくもなるから不思議だ。

どうしたの?とバイクを見ながら聞くと風が気持ち良いから、とだけレオンは言う。
それ以上説明しない彼に代わって答えるかのように今まさに暖かい風が二人を包んだ。



やがてバイクは軽快に走り始めると、私はレオンの腰にしがみ付く。
怖いからでは無い。彼の背中と私の頬がくっついて、まるで一つの体温を共有しているようで、とっても幸福な気持ちになるからだ。伝わる温もりが

全てレオンのものだと、こんなにも嬉しい。



どのくらい走っただろう。
景色がどんどん変わる中、強い風がびゅうっと吹いた所で反射的に両目を瞑った私に



日七……もう着いたよ」



気付くとバイクは止まっていた。
頷いてからレオンの助けを借りてバイクからゆっくりと降りる。



「わあ……綺麗……」


思わず溜息に似た声と共に瞳に流れ込む景色に息を呑んでしまう。
そこはまるで壮大な草原の様だった。自然だけがただそこに存在している。
流れる雲の影が一つ一つゆったりと落ち、雲の狭間からはキラキラと陽が降り注ぐ。



日七と来たかったんだ…。
……此処俺のお気に入りの場所の一つだから…」



レオンはバイクのキーを取ると、私の手を握って歩き出した。


(レオンのお気に入りの場所か……)



学校の裏庭で気持ち良さそうに寝ているレオンを思い出すと、
私は零れ落ちてしまう笑顔を隠そうとせずにレオンの手を握り返した。
少し小高い丘まで歩くと白いベンチが一つ、それに影を作りながら大木が一本あった。


「立派な木だね…。
それに少し高いだけで此処から見る景色って本当に素敵だね」


白いベンチに座ると、レオンも隣に静かに腰を下した。
言いながらそっと窺い見たレオンは、真っ直ぐに視線を置いている。
何処か遠い目をしているように見えて、私は心配そうに少し眉根を寄せた。


「……レオン?」


「…日七


「なあに?」



すると、レオンは何も言わずに隣に座る私の手をそっと取ると、指を絡めるように握った。私の温もりを感じるようにレオンは目を閉じてしまうと。

続きの言葉を足さずに私も前を向いた。
暫く二人で何も喋らず互いの手を握りながらゆったりと時が過ぎるのを待っている。


(レオンって最初は無口で何考えてるか解らなかったけど……
でも、レオンと居ると何も話さなくても深い所で通じ合ってる気がして落ち着くんだよな)


この場所でレオンは何を考えて過ごしたんだろう、と考えながらも。
私を此処に連れて来てくれたことがただ嬉しかった。




***



ベンチでお弁当を広げようした私をレオンは止めた。
折角だから陽が注ぐ場所でシートを広げて食べようと言うので私は快く承諾した。

二人でシートを広げて座ると、私は早速バスケットからお弁当を見せた。
種類豊富のサンドイッチとポテトフライ、唐揚げ、タッパーにはフルーツも入っている。紙コップに冷えた紅茶を注ぎながらレオンはサンドイッチを

一つ取ると口に運んだ。



「…………(もぐもぐ)
日七……これ……」


「……え?もしかして口に合わなかった?」


「……美味しい…凄く…」


「ほんと?」



大きく頷きながら、パクパクと食べ続けるレオンを見るとほっと胸を撫で下ろした。
私も一つサンドイッチを手に取ると両手で掴んでパクリと食べる。
二人長閑な雰囲気でお弁当を食べ始めると、レオンがぽつりと呟いた。


日七とさ…家族になったら、何時か子供とか連れて来て
こうしてピクニックとかするのかな……」

「えっ……」


ぽろりと落しそうになるフルーツを慌てて口に放り込む。
予想もしてなかった突然の不意打ちな告白に一気に顔が熱くなってくる。


「そ、そう…なれたらいいね……」

「うん……」



どもったような声で慌てて返事を返すも、レオンは普段通りにクールな儘だ。
でも、そんな飾らない彼が私は一番好きだった。
レオンとの未来を想像すると、何処かくすぐったいけど本当に何時かそうなれたらいいな、と私もそう強く願った。


ピクニックは、ひなたに溶けるキス……後編 へ続く




執筆一言 『レオンと自然の中で甘々なピクニックがしたかった…。どうしても!』
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