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Merry Christmas2014 *....アレックス....* 【二人だけのクリスマスパーティー】
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アレックス・ランバート//関係:恋人//傾向:甘々//時代:高校生 【視点:ヒロイン】




Merry Christmas -Alex-

「アレックス、そっちはもう終わった?」

「もう少しかかる…。これも飾らないといけないしな」


窓の外は大降りの雪が降り積もる最中、アレックスの家で二人っきりのクリスマスパーティーをしていた。
パーティーと言っても二人だけのささやかなるものだ。けれどアレックスは何処か子供ように瞳の奥を輝かせながら、楽し気にツリーに飾り付けをしている。きっと、子供の頃からツリーの飾り付けは使用人の人達がやっていたんだろう。そう気付いたのはアレックスの覚束ない手付きの所為かも知れない。けれど、こんなに率先してやりたがるのは珍しいことで私は何だか微笑ましい気分で一緒に飾り付けをした。


「後は、一番上の星だけだね」

「そうだな、日七…俺が脚立押えててやるから取付けてこいよ」

「ううん、今年はアレックスがお願い」


私の返事に予想もしてなかったようにアレックスは心底驚いたような表情を浮かべる。


「どうしたんだ?…真っ先に飛んで来ては毎年星を飾ってたお前が…。熱でもあるんじゃ無いだろうな」


わざとらしく信じられないとまで言うので腕を曲げた肘先で彼の脇腹を突きながら、私は動かないように両手でしっかりと脚立を押えてあげた。最初こそ戸惑いを隠せないアレックスだったけれど脚立を一段また一段と上がる。そうして私より登る段差が少なくても長身の所為か腕を伸ばせば容易く天辺に届いてしまった。


「んー…少し右に傾いてる気がする」

「これでOK?」


二人で協力しながら星の傾けを真っ直ぐにすると、私は下から見上げる顔で満面笑顔で大きく頷く。
するとアレックスも満足気に目許を緩めては脚立を下りていくと地面に片足を置いた瞬間、キッチンからピーピーとオーブンの焼き上がりを知らせる音が鳴り響いた。


「ケーキのスポンジが焼き上がったみたいだね」

「…忙しいな。今度はキッチンか?」


やれやれ、と眉尻を下げて苦笑いを浮かべるアレックスに思わず小さく噴出すと、今度は私がわざとらしく肩を竦めて見せる。


「文句言わないの。二人だけしか居ないんだから」

「解ってるよ…。ほら、早く行くぞ」


さっきまで苦笑いを浮かべてたアレックスはもうコロリと表情が変わったように微笑むと、何処か弾む足取りで私の手を引いてはキッチンまで引っ張った。そして焼き上がったスポンジケーキに二人でデコレーションをしながら一つの料理を完成させていく。
けれど、折角出来たホール型のチョコケーキから人差し指でチョコレート色のホイップを掬うアレックスは、ぱくりと食べてしまった。


「そんな呆れた顔するなよ。甘さの確認だって…」

「呆れた顔何てしてないよ、アレックスってお菓子を目の前にして我慢出来ない子供みたいだなーって思っただけ」

「コイツ…言ったな?」


再び彼は同じ動きで掬った多めのホイップを、喋ることで唇を開けた私の口の中にぐいっと差し込む。


「!」

「これでお前も摘み食いの共犯だからな?」



くす、と微かに微笑むアレックスに文句の一つでも言おうとしたのだけれど、それは適わなかった。

何故なら素早く顔を寄せた彼は啄むように私の唇を塞いでは、ホイップの甘さに負けないくらい、どっきり蕩けそうな口付けをしてくる。

思わず手を止めてしまうと、瞼を閉じてアレックスの服を掴み二人の間に流れる幸福の欠片を一緒に溶かすように唇を重ね合わせた。


「やっぱり少し甘いな…」


そう囁きながら名残惜しそうに彼の唇が離れると同じタイミングで瞼を開け瞳で見詰め合えば、ふ、と口許を緩めて微笑み合う。
そして再び食事を作ることを開始した私達は全てのメニューを作り終えると早速二人でクリスマス仕様に飾り付けをしたテーブルに置いては楽しく食事をした。



***



食事が終わるとソファーへ並んで座り、相手の為に用意したクリスマスプレゼントを手に持った。


「それじゃクリスマスパーティー恒例のジングルベルの歌に合わせてぐるぐる回しながら交換会しよう」

「二人しか居ないのにまたコレやるのか…?」

「当たり前だよ!恒例って言ったでしょ?はい!ジングルベール…シングルベール♪」

「…俺は絶対に歌わないからな」


眉根を寄せて気恥ずかしそうに視線を外すも、最後は結局折れてくれるアレックスは弾むように歌い始める私と一緒に口を開こうとはしないのだが、彼にプレゼントを渡すとちゃんと私にプレゼントを返すように渡してくれる。それが嬉しくてにっこりとする笑顔を浮かべながらぐるぐる回すと歌が終わった頃には丁度それぞれのプレゼントが手元に届いた。

ほっと安堵しながらも、二人で同時に包みを開け始めるとアレックスのプレゼントはとびきり素敵なブーツだった。
そして私がプレゼントしたのはアレックスの好きな色を選んだマフラー。それぞれ買った本人に見せびらかすように中身を見せ合うと嬉しそうに微笑み合う。


そして一旦ソファーにプレゼントを置くと、私は窓の外で映る雪に目が止まり思わず駆け寄るように窓に張り付いた。
すると窓近くに佇みながら、後ろから来たアレックスにふわりと首元を抱き締められると、うっすらと二人の姿が硝子に映る。


「…アレックス見て…窓に反射して見えるクリスマスツリーが凄い綺麗」

「ライトが滲んで淡く光って見えるな…」


うん、と柔和に微笑みながら斜め上に顔を持ち上げると彼は反対に斜め下に頭を動かした。


「二人っきりのクリスマスだが…俺は日七が居れば、こんなにも満たされた気分になる」


こめかみ同士がじゃれ合うように擦り寄ると、アレックスはぎゅ、と腕に力を籠め強く抱き締めては耳元近くで言葉を零す。


「…来年も再来年も…ずっと、この先も日七と一緒に過ごしたい…」

「うん…私も。来年も再来年も…ずっと一緒に過ごそうね…」


言葉と共に両手を彼の回してる腕にそっと置くと、私達は互いの温もりを愛しく感じながら外の雪を幸せそうに見詰め続けた。





END

Presented by HINANA
Thanks for reading to the end.



一言感想『クリスマス企画4日目!アレックスver あ、甘い!!ww めちゃくちゃ幸せそうな二人…。BDと同じく二人っきりの甘い時間が何よりの贅沢であろう。二人っきりであるから甘く、二人っきりだからほのぼのと出来る。アレックスとは飾らないこうした自然な時間が好きだったりする。』
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Comment - 2

Fri
2014.12.26

日七

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ハルちゃんへ

ハルちゃーん!カキコアリ(´・ω・)(´_ _)ガト♪
甘さゆえにサトウキビ齧りながら書いた気分だよw でも書いててほっこりほのぼのしたw 

毎年こんなイチャイチャ過ごすといいよ!!
こういうジングルベルな遊びはアレックスやアイザックあたりにやらせると一番ギャップがあっていいからねw ぜぜぜ是非使ってくれ!w

王子様のクリスマスは盛大なイメージだから、こういう家庭的なのって憧れてそうだ。今回のあちらのマークは随分大人しかった気がするよw

Edit | Reply | 
Tue
2014.12.23

ハルカ

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No title

あ、あまーい\(^o^)/
アレックスとの甘い時間は、きゅんきゅんの中に、ほのぼの感が感じられるので、ほっこりして好きです♡♡♡

ジングルベール♪の件は、2人しかいないのにぐるぐるしてるのが、可愛くて微笑ましかったです!!
その可愛らしい必殺技は、私も使ってみたいですねw

王子であるアレックスだからこそ、こういう自然体なストーリーが映えて、幸せな空気感が創り出せるのかなぁと思います♪

Kissもロールキャベツマークほどのやらしさがなくて、ほっこり温かい感じがします!笑

Edit | Reply | 

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