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Merry Christmas2014 *....カイル....* 【テディベアのごめんなさい】
Kdg00.gif
カイル・ヒューズ//関係:恋人//傾向:甘々//時代:高校生 【視点:ヒロイン】




Merry Christmas -Kyle-

とある、カフェの大きな窓硝子に向き合うようにして私は一人座って居た。
冷めきってしまったホットココアの近くで両膝を置いて頬杖しながら、硝子の向こう側から見える行き交う人々をぼんやり見詰める。

今日はクリスマスとあってか誰もが楽しそうに微笑み、何より幸福そうに見えた。

小さな息を吐きながら不図目に止まるカップの近くに置いてあった砂時計を手に掴み、上下に変えるとサラサラと砂が下に向かって落下を始める。此れはカイルから貰ったプレゼントの一つで、10回上下に変えたら帰って良いと言われていた。彼の仕事の関係上約束の時間を過ぎても待ち合わせ場所に来れないこともあるからだ。


「…15回」


何時の間にか全ての砂が底に落ちきった所で、もう一度逆さまにすると変えた数を口にした。そしてコトン、と置いた砂時計にツンと人差し指で突いては私は小さく口許を緩める。何故待たされてるのに自然と緩む笑みを浮かべてしまうのは、カイルを待つことに苦を感じたことが一度も無いからだ。それにもう一つ理由を加えれば、それはこの席のおかげかも知れない。



***



一方その頃カイルは…――――


「お疲れ!今日は此処でいい!」

「えっ!ちょっとそんな大きい物持って走る気!?」

マネージャーに返事もせず車のドアをバンと開け慌てて降りると、今だクリスマスで賑わう人々の狭間を駆けるように走り出した。
腕時計を確認しながら日七との約束の時間等とっくに過ぎてしまってるカイルは焦りに背中を押されるように必死に走る。

すれ違う間際、幾人が振り向くように顔を向けるのは、何も彼が有名人だからでは無かった…――――。



***



気付けばカフェの店内には誰の姿も居なくなっていた。
時間のことも考え此処で待つのは諦めかけた瞬間ずっと端からひょっこりと何かの頭が飛び抜けてるのが見える。
何だろうと目を凝らすと上下にひょこひょこ動いてるソレは持ってる人物が走ってる所為だろうか。歩いてる人々を凄い速さで通り抜けると私が居る場所まで段々と近付いて来た。


「まさか…」


そのまさかだと気付いた時には窓硝子の中央に映る大きなオレンジ色のテディベアがカイルによって抱えられるようにして立って居るのが見える。

テディベアはふかふかした毛並みに愛らしいつぶらな瞳をしており、その体は赤いサンタクロースの服を身に纏っていた。

私は驚きのあまりパチパチと瞬きしながら頬杖を解くと、そのテディベアは彼が両腕を前に突っ伏すように持ったことでまるで意思が見えるように動き始める。



『お く れ て ご め ん な さ い』



そう見えたのは肩で息をするカイルがテディベアの体ごと倒すようにして、何度もその頭をぺこぺこと下げたからだ。
思わず零れてしまいそうになる笑みを我慢していると、カイルはテディベアのふかふかの両手を持つようにして手平をすりすり合わせてごめん、を見せたりもする。

私がこの席に座るのが好きな理由は、カイルが遅れる時は必ず向こうから走って来ては硝子の外からごめん、をしてくれた。それが堪らなく愛しい気持ちにさせるのだ。

今はとうとう耐え切れなくった私は笑顔を浮かべながら椅子から腰を持ち上げると荷物を持ちカイルが待つ外へと向かうべく足早にカフェを出た。

その場で佇むよう待って居るカイルに向かって心が弾むように駆けてはテディベアごと彼に思いっきり抱き付く。
ふかふかの生地がカイルの体温と混じ合うように肌に温もりを伝えると嬉しさのあまり、すりすりと頬擦りしてしまった。


「…それ俺にはしてくれないわけ?必死に走って来たってのにさ」

「恥ずかしいからしません」

「なんだよ…」


珍しくあっさり諦めたのかと思いきや、カイルは私の手首を突然ぐいと引っ張るとテディベアを二人の盾にするように持ち上げる。
大きなテディベアの体によって隠れた裏側では一瞬の隙をつくように顔を傾けた彼は自分の唇を私の唇にくっ付けた。驚きのあまり思考が停止する中でふわりと柔らかな感触を伝えてくるカイルの唇は素早く離れる。


「カイル…今何を…」

「見ての通りキスだろ。…此れで隠したから大丈夫だって」

「だ、大丈夫じゃないよ!ただでさえテディベアは目立つのに!」


悪びれず尚楽しんでるようにも見えるカイルの手を、ぐいっと引っ張るように今度は私からダッっと走り出す。
まだ走らせる気かと怒られると思いきや彼は随分と柔らかい微笑みを浮かべれば一緒に走り出した。


「転ぶなよ?お前、俺と違ってドン臭いからさ」

「走らせてる原因作ったのはカイルでしょ!」


クリスマスのイルミネーションが色鮮やかに街を染める中私達は暫し駆けるも気付けば互いの表情は楽しさだけに満ち溢れている。


「なあ…今日は一緒に朝まで居てくれる約束だったよな」

「そんな約束最初からしてません」





END

Presented by HINANA
Thanks for reading to the end.



一言感想『クリスマス企画2日目!カイルver クリスマスの夜に大きなプレゼント抱えて必死に走ってるカイル、いいなと思う。』
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Comment - 4

Sun
2014.12.21

日七

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3bonさんへ

3bonさんカキコありが㌧♪(・ω・)ノ この前のアドバイス凄い助かりました!!本当に有難うございます!

そうそう今の所アッチのカイルが、敬語使って謝る雰囲気は無いけどクリスマスくらい!と思ってw
やっぱり私の中で素直っていうのが何よりの可愛さなんですよ。(・∀・)
どんな性格しても素直には勝てない…と自分の中で思ってるので普段こんな奴が素直になるとギャップが凄いわけですw

F好きさん多いの凄い嬉しい!!さっき投稿しておきましたよ!!

Edit | Reply | 
Sat
2014.12.20

3bon

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可愛いすぎる~

ごめんなさいをするとこと、最後の会話がすごく好きです!
恋人設定も新鮮ですね。

同じくF好きですが、このカイルもすごくイイ!!
残りも楽しみにしてまっす。

Edit | Reply | 
Sat
2014.12.20

日七

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エマさんへ

初めましてエマさん!カキコありがとうございます (*´-`*)ゞ
ようこそ日七ぽっこへw もうGGへの妄想をふんだんに形にしておりますのでエロもがっつり書いておりますw コツコツと量を増やし100P近くあるので結構読むの大変でしょうが、楽しんで頂けたら幸いでありますよ!(ノ´∀`*) 本当に有難うございます!

カイル本命の私としてもクリスマス絶対くると思いきや空振りに終わったので吃驚したけど、焦らしプレイですね。本当に
実は書き終わって気付いたんですけど…カイルとの恋人設定書くの初めてかも知れないです!うおおお、何かちょっと私も読み返すとニヤニヤしますww

エマさんはFラブさんですか!ほおほお…では次はF入れますね。

Edit | Reply | 
Sat
2014.12.20

エマ

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はじめまして^^

はじめまして^^
少し前にGG 夢小説でこのサイトを見つけてから、一気にはまってしまって過去の作品読みまくってます!本家では読めないエロも存分にあってすっかり日七さんのファンになってしまいました(´∀`)

ゲーム内でなかなか素直にならずくっついてくれないカイルと主人公にやきもきしてたのでここでラブラブな二人が見れて大満足です(///∇//) 二人のやり取りにキュンキュン♪

残りの作品も楽しみにしてますo(〃^▽^〃)o Fラブなので早くFの作品が読みた~い(´0ノ`*)

Edit | Reply | 

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