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冷めた目をした最高に狂ってる男……前編
Ldg00.gif
レオン・グッドナー//関係:出逢う前//傾向:シリアス//時代:高校生 【視点:レオン】




最近は廃れた地下のバーで酒を呷るのが好きだった。
薄暗いカウンターの隅でグイとマティーニを飲み干す。
酒に強い体質の所為か幾ら飲んでも全く酔えない。


すると誰か隣に座る気配がしたのだが、鼻につく強烈な香水は見ずとも女だと直ぐに解った。
ブロンドの長い髪に派手な服装、自分の酒を持ってきたのだろうコトンと音がする。


「ねえ、一人?…隣いいかしら?
貴方みたいな素敵な人が一人なんて珍しいから」

「…………」

やけに甘ったるい猫撫声の女は座ってるにも関わらずに距離を縮めようと俺の腕に手を置いた。
俺は頼んだ酒がくると、その手を振り払うように再び飲み始める。


「悪いけど…アンタが期待するような事にはならない」

「そうかしら?」



女は平然と笑う。余程自分のルックスに自信があるのだろう。
然し俺には黒いオーラの様にどんよりと体から発せられるようで不愉快になる。



「抱いてやってもいいけど…アンタ、しつこそうだしな…
色々と……」



漸く隣へ振り向くと額同士を寄せる距離に含みある囁きを落した。
おまけに嘲笑したように唇を歪ませると、女は鼻に皺を作り俺をキッと睨む。
こういうプライドが高そうな女は上目線で物を言うと直ぐに怒る。
予想通りに女は持っていた自分の酒を俺に向かって勢い良くぶっかけた。



「馬鹿にすんじゃないよ、ガキ!」



そのガキを誘うアンタは何なんだと喉まで出たが酒で押し込めるように黙った。
ふん、と鼻息荒く立ち上がると女は怒って店の奥へと消えて行った。


だから、こういう女は嫌いだ。
二度と俺に近付くとなと毎回思ってるのだが、どうにも蜜に群がる蟻の様に後から後から出てくる。
ポタポタと酒で濡れるのを気にせずに、グラスを口につけて傾ける。




「おい……テメエ。俺の女に手出したんだってな」



ドスの効いた低い声の男はいきなり肩を叩くと、無理やり襟首掴んで立ち上らせる。
無言の儘で居ると、まるで野犬のように吠え始めた。


(ったく……人が折角気分直して飲み始めた所だったのに)



「何とか言ったらどうなんだ?……ああ?」



チラリと瞳を動かすとギラギラと燃えるように睨みながら青筋を浮き上がらせた大柄の男。
男の横に立つ、先程の女と同じ下衆な匂いを感じた。



「……誘ってきたのは、その女の方だけど?」


俺の方に気があると思われるのだけは勘弁して貰いたい。
掴まれた儘、平然と答えると女は慌てて弁解してるのか男の腕を両手で揺さぶる。
私の言う言葉を信じてよ、とかそんな陳腐な台詞を必死に投げかけている。


馬鹿らしい。この男もこの女も。

付き合うのも馬鹿らしくなってきた俺は
自分の片手を勢い良く振り上げると襟元を掴んでた男の手をうっとおしそうに払った。
別の店に行くしか無いとその場を後にしようとするのだが。


「逃げんのか!?」


(逃げる……?)



その言葉に珍しく反応してしまった俺は振り向いた。
男はそうこなくちゃ、と言わんばかりに面白そうにニヤついた。




***




大人しく後ろからついて行った場所は一番奥の薄汚そうな部屋だった。
やけに暗く感じるのは天井から一つだけ垂れ下がった電球の所為だろう。
円卓には散らばったカードと皺や泥が付着してる金の束がある。
酒片手に賭け事でもしていた証拠だ。気付くと部屋には男の他に仲間が待ち構えて居る。
どいつもこいつも間抜けな面した人間ばかりに見えた。


「まだ、手出さねえよ。
此処のルールはただ一つ…勝つか負けるかだ」


一つの席に座ると男は両肘をテーブルに置いて二つの指を立てた。
すると、別の仲間がテーブルに置いてあったカードの束を持つとシャッフルした。
俺は向かう合うようにして座ると、ポケットにあった有り金を掴むとテーブルに置く。
男はテーブルの下からゆっくりとリボルバーの拳銃をカードの近くにコトンと並べた。
下手な真似してたらどうなるか解るか、と拳銃を脅しに使う。


一発勝負のポーカーゲームが始まると、お互い無言で5枚のカードを引いた。
手札を見ながら相手の表情を探ると動揺も見せずにカードを見ている。
一枚、一枚、と不要なカードを切ると男がストップをかけてきた。



「Kのフォーカードだ」



ポーカーは揃った方がストップを使って良いルール、言われた方もその時点で揃って無いと負けになる。
既に勝った気でいる男は金を奪おうとする。然し次の瞬間俺が並べたカードを見て凍りついた。


冷めた目をした最高に狂ってる男……後編 へ続く




執筆一言 『今は変わってしまったそうですが、前シーンズ1の出逢う前のレオンイメージから。周りやゴシップガールからアイツヤバイ的なこと言われてた気がしたので。……ワタクシはこん位ぶっ飛んでるレオンも好きだったりする』
執筆中のイメージソング:Natalia Kills Problem
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